ツアーの魅力学べること

本ツアーは、「キモチ、あつまるプロジェクト」として2023年から開始しました。昨年度の「キモチ、あつまるプロジェクト2024」では18歳から25歳までの23名が全国から福島浜通りに集まりました。
昨年度のツアーでは、震災被害の伝承施設やUR都市機構が関わるまちづくり現場の見学や地域で復興に携わる方々から現地で直接に話を聞くほか、双葉町で開催された賑わい創出イベント「ふたば飲み×ふたばの声(おと)」にも参加しました。

昨年度のツアーの様子

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前回参加者からの声

奥山彪太郎さん

「ツアー中、なるべく多く地域の方と話そうと心掛けていました。私が強く感じたのは、皆さんが複雑な気持ちを持ち合わせていることです。現地で生きる人と接すると、さまざまな感情が伝わります。内なる想いが色濃く出ている点に、浜通りの強さを感じました。最初は地域を興味の対象として見ていましたが、さまざまな人と出会ったことで、今は『ここで活動をしたい』と思うようになっています。」

東北大学 理学部 奥山彪太郎さん(東京都出身)

石井沙也加さん

「東日本大震災をテレビで見た日以来、『いつか福島に行かなければ』と思っていました。最初に驚かされたのは開発のスピーディーさです。その一方で、変わりゆく街並みに寂しさを感じる地元の方の声を聞き、プラスの側面しか見てこなかった復興事業への考えも変わりました。ツアーを通じて抱いた想いは、家族や友人にSNSではなく、対面で温度感とともに伝えます。」

広島工業大学 環境学部 石井沙也加さん(広島県出身)

メッセージ

主催者からのメッセージ

UR都市機構 災害対応支援部企画課

勝谷 亜子

「社会課題を、超えていく。」このメッセージを掲げて、URは様々なまちづくりを全国で行っています。
その中の一つとして、福島県浜通り地域の復興まちづくりをお手伝いさせていただいています。
福島のさらなる復興のためには、福島の「今」を様々な人に知ってもらうこと、そして、地域に関わる人たちを増やしていくことが必要です。
今回のツアーはURが行う復興まちづくり支援を実際に来て見ていただくことで、復興が進むまちの「今」を知り、そこで復興に携わる人々の思いに触れる貴重な体験になると思います。
そんな体験を周りに発信して、ツアーが終わった後も浜通りに関わり続けてほしい。そんな思いからこのプロジェクトは始まりました。
キモチ、あつまるプロジェクトを通じて、ぜひ一度、浜通りを訪れてみませんか?

メンターからのメッセージ

株式会社JTBパブリッシング企画制作部編集長

大橋 圭子

こんにちは。JTBパブリッシングの企画制作部で編集長をしている大橋です。今回はご一緒に参加される方にはるるぶ特別編集という冊子の制作に携わっていただきます。福島の復興に興味を持ち、地域の魅力を自分の目で見て、感じたことを言葉にできる方、独自の視点と創造性を活かし、読み手の心に響く冊子作りに情熱を注げる方を歓迎します。