大熊町、双葉町、浪江町では、福島第一原子力発電所の事故により、長きにわたり避難指示が続いていました。今では3町すべての特定復興再生拠点区域の避難指示が解除され、住民の帰還などにより少しづつまちに賑わいが戻りつつありますが、3町の居住人口はいまだ約3,800人と震災前の1割程度にとどまっています。
URは、この課題に対応するための、ハード・ソフト双方からのアプローチが不可欠との認識の下、「復興拠点整備事業支援」「建築物整備事業支援」「地域再生支援」を一体的に行い、復興まちづくりを推進しています。
その他のURが行う東日本大震災からの復興支援
NEWS
オフィシャルサイトをオープンしました。
UR都市機構は、福島県浜通りの原子力災害被災地域で復興に携わる方々と出会い、フィールドワーク等を行う学生向けの現地スタディツアーとプレイベントを『キモチ、あつまるプロジェクト2025』と題して昨年度に引き続き実施します。
福島県浜通りの原子力災害被災地域では、徐々に避難指示が解除され人が戻りつつあります。しかし、長期間にわたる避難生活を背景に町が目標とする人口になかなか戻らないこと等が課題となっています。
これらの課題解決に向け、URは復興拠点整備等のハード整備だけではなく、交流人口・関係人口の創出・拡大や中心部の賑わい・交流づくりに向けて、地域プレイヤーの発掘・連携、関係者を巻き込みながらの実証活動を軸に、ソフト支援にも取り組んでいます。
本企画は、その一環として行うもので、参加学生が現地を訪れ、震災について学び、現地で復興に取り組む方々と交流することで、福島県浜通りの復興に関心を持ち、行動してもらうきっかけづくりとなることを目指します。
また、今年の参加学生には、本ツアーの受託者である株式会社JTBとともに、『るるぶ特別編集「福島県浜通り 復興を学ぶ旅」(仮称)』を制作してもらい、現地での体験や学びを広く共有・発信してもらいます。
昨年の様子
原子力災害被災地域におけるURの取り組み


浪江町 なみいえ
地域との連携を目的とした地域交流および情報発信スペース。まちの地域のプレイヤーの各イベントを集約し、発信しています。

双葉町 移住定住相談センター
(旧田中医院)
国登録有形文化財に指定された洋館を改修し、令和6年11月に移住定住相談センターとして開所した旧三宮堂田中医院診療所。

大熊町 下野上地区大野駅西交流エリア
令和7年3月に産業交流施設「CREVAおおくま」、商業施設の「クマSUNテラス」がオープンした大野駅西交流エリア。
プレイベント・スタディツアー応募 |
■プレイベント応募期間 2025年5月29日(木) ~ 6月17日(火) ■スタディツアー応募期間 2025年5月29日(木) ~ 7月6日(日) |
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プレイベント ※ご参加できない場合はアーカイブ動画をご覧ください。 6月23日(月)から当サイトでご覧いただけます。 |
2025年6月19日(木) 17:30~ |
スタディツアー参加者通知 | 2025年7月上旬 |
スタディツアー参加者向けオリエンテーション ※参加者向けのツアーに関する説明会 |
2025年8月中旬 |
スタディツアー | 2025年8月27日(水) 〜 29日(金) |